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“接待行為”について

2019.01.25

今回は、風俗営業をされるお客様にとって非常に重要な概念である、“接待行為”と呼ばれるものについてご説明いたします。
なぜ重要かといいますと、この接待行為があるかないかで、得るべき営業許可の種類が変わってきてしまうからです。早速見ていきましょう。

 

通常の風俗店営業の許可は、大原則として深夜0時までの営業しか認められません。
(ただし、繁華街のように条例で深夜0:00を超えての営業が認められているエリアもあります)。
 
接待行為のないガールズバーなどは、“深夜酒類提供飲食店営業”を取得すれば営業できます。
 
一方、“接待行為”がある、いわゆるキャバクラ・ホストクラブの営業をしようとする場合は、“社交飲食店営業”という手続きを取る必要があります。

 

 

風俗営業を考えられる多くのお客様は、ここで悩まれる事が多いです。
例えば、
 
「深夜営業を行いたいけど、手続きが大変だから”接待行為”を無しにしてガールズバースナックをやるぞ!」
 
というお考えのもと、“深夜酒類提供飲食店営業”(接待行為のないガールズバーなどに必要)の手続きで、お店を開業なさったとします。
 
しかし、警察から「この店は”接待行為”を行っている」と指摘を受け、注意だけでなく罰則まで受けてしまうという方が、実はたくさんいらっしゃいます。

なぜでしょうか?
 
この点をクリアする為には、まず「風営法における”接待行為”とは何なのか」を明確に理解しておきましょう。

 

“接待行為”とは?

 

“接待行為”とは、警察署の通達によれば、「歓楽的雰囲気を醸し出す方法により客をもてなすこと」です。
簡単に申し上げますと、お客様に対してスタッフが
 
「通常の飲食に伴うサービス」を超え、「積極的に」「お客様を喜ばせる」行為のこと
 
をいいます。具体例を挙げるならば、「お酌」、「デュエット」、「ダンスを一緒に踊る」などが該当します。
 
また、
 
・「隣に座ると”接待行為”に当たるので、社交飲食店の許可を取らなければならない」
・「バーカウンター越しの会話であれば”接待行為”に当たらないので、深夜営業の手続きでガールズバーとして営業できる」
 
と考えられがちなのですが、実は誤った解釈なのでご注意頂きたいポイントです。

 

「バーカウンター越しの対面である」、「隣に座る」ということが基準ではありません。
 

バーカウンター越しであろうと、先ほど挙げた“接待行為”、つまり「通常の飲食に伴うサービス」を超え、
「積極的に」「お客様を喜ばせる」行為
に該当する場合は、“社交飲食店営業”の許可を取らなければならないのです。
 
その許可無く”接待行為”を行ってしまうと、無許可営業となり、風営法違反という法律違反を行う事になってしまいますのでご注意ください。



ご理解いただけましたでしょうか。
 
冒頭に例としてご紹介させて頂いた、

 
「深夜営業を行いたいけど、手続きが大変だから”接待行為”を無しにしてガールズバースナックをやるぞ!」
 
というケースでも、”接待行為”の定義を把握していないと、警察から指摘を受けてしまう可能性があるのです。

 
 

弊所では、このような判断の難しい内容であっても丁寧にサポートさせて頂きます。
気になる事、聞いてみたい事、何でも構いません。
疑問に思う事がありましたら、こちらからお気軽にお問い合わせください。

 

今回は以上とさせて頂きます。

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