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行政書士の仕事①

2019.01.25

こんにちは。行政書士事務所ETHICA代表の古谷と申します。

本日は行政書士の仕事についてお話しさせて頂きます。
風俗営業に携わる皆様をサポートする我々の職業の内容をご理解頂く事で、「こんな悩みは誰に相談したら良いのだろう?」という時に役立てばと思い、執筆に至りました。

 

さて、行政書士の仕事についてですが、大きく2つに分ける事ができます。

 

それは、”官公庁役所への行政手続の業務”と、”民事の業務”です。

 

今回は、ひとつ目の”官公庁役所への行政手続の業務”についてお話させて頂きます。

 

”官公庁役所への行政手続の業務”について

 

行政書士は、様々な”許認可”についてのコンサルティングを行います。
その中で、行政に対しての各種手続きが発生した場合、それをお客様から請負い、お客様の代わりに手続きを行うという業務を担っております。

 

”許認可”とは、一番分かりやすいところで言うと、営業許可のことです。
具体例を交えてお話ししていきたいと思います。

 

具体例 ネイルサロンと建設業

 

〜ネイルサロン〜

 

例えば、私がネイルサロンを開業するとしましょう。

 

仮に集客がうまくいったとしても、残念ながら私にはお客様のネイルを美しく装飾する技術がありません。
見よう見まねでお客様のネイルを仕上げてみましたが、結局お客様のネイルをぐちゃぐちゃにして終わってしまいました。

 

お客様からは大クレームになってしまい、売上を上げるどころか、損失を被ることになってしまいました。
お客様にご満足頂ける施術ができなかったということで、その際に被る損失については、お客様から頂いた施術代一万数千円程度で済むでしょう。

 

場合によっては、私のネイル技術があまりにもヒドく、お客様に怪我をさせてしまい、その治療費数十万円を負担するような損失が発生してしまうこともあり得ます。
誤解を恐れず申せば、その数万円〜数十万円で解決は可能です。

 

〜建設業〜

 

次に、私が建設業を起業したとしましょう。

 

先ほどのネイルサロンと同じように集客を上手に行い、お客様からご自宅の建築依頼を頂きました。
お客様から着手金1,000万円を頂けたので、材料費・人件費・私自身の生活費にその着手金を充てながらお客様のご自宅を建てようとしますが、やはりノウハウがないため仕事が進まなくなってしまいました。

 

やがて資金繰りが立ち行かなくなり、お客様のご自宅建築は中途半端なまま、最後までやり遂げることが出来なくなりました。
請け負ったご自宅建築の仕事を今さら断ろうにも、私にはもう手持ちのお金がないので着手金の返還すらできません。

 

お客様には着手金1,000万円とご依頼から本日までの時間的なロス、そして住むことのできない中途半端な建物が残ります。
加えて、私以外の業者に建築を依頼しようにも、中途半端に終わった建物が残存していては建てられません。
これを解体する費用もかかることになってしまい、お客様の損失は莫大なものになります。

 

当然、その損失に対する責任は私です。
しかし、私にはもはや資金力がないため回収が不可能となっています。
私に何を言ってもお客様の損失は戻らない、、、更に、建築中の建物が放置されてしまうということは、安全面において、周囲にも多大な迷惑を掛けてしまう事にもなります。

 

ネイルサロンの例も建設業の例もどちらも決してあってはならないことですが、お客様や業者の経済的な損失を数値化した時、建設業の方がより重大である、ということは想像に容易いかと思います。

 

今回の例に挙げさせて頂いた建設業など、あまりにも大きい損失を与えてしまう可能性のある業種に関しては、勝手に営業を開始することはできず、”行政の営業許可”という手続きを踏んだ上でなければ営業ができません。

 

つまり、行政は”営業許可”と言う制度を設け、その取得の手続きの中で「この業者は開始したい営業のノウハウを持ち、経営可能か否か」を見極めています。

 

さらに、これから営業を開始しようとするお客様が困らないためにも、「このハードルをクリアできないような経歴・ノウハウでは、営業はしない方がいいですよ」と言うことができる仕組みになっています。

これらをクリアすることで初めて営業許可が与えられ、建設業者さんは実際に建設業を営むことができるにようになるわけです。

今回は建設業と言う例でお話させて頂きましたが、不動産屋さんや居酒屋さん、病院を開業すると言う場合でも、「ノウハウをしっかり持った上で、行政からの営業許可が必要である」と言う事はお分り頂けたでしょうか。

 

風俗営業における許認可

 

これから皆さんにどんどんとコンテンツをお届けしていく”風俗営業”についても同様です。

 

ニュース番組でも、「無許可営業の風俗営業者を警察が摘発」と言うような報道をよく見かけます。
”風俗営業”においても、どんな人でも勝手好き放題に営業できてしまうと、売春や違法薬物売買の温床になる、というような形で風紀・安全を乱すことになってしまうかもしれません。

 

ですので、警察・公安委員会などの組織が目の届くよう、多岐に渡る書類作成・提出を義務付けます。
それらの書類から、経験値や技術力(前述のノウハウですね)を証明し、営業許可を与えるにふさわしい業者に対してのみ営業を許可する一方、無許可営業者は厳しく取り締まる、と言う仕組みが出来ているのです。

 

行政手続の中でも、”風俗営業の許認可”については高度な知識や書類作成が必要となる分野です。
その際、我々のように許認可手続きの知識・スキル・経験が豊富な行政書士の出番となるわけです。

 

私は、”単に行政への書類提出を代行するサポート屋さん”ではなく、それに加えて”皆さんが無事開業できるように行政への書類提出を行うサポート屋さん”が、真の行政書士であると考えております。



いかがだったでしょうか。

 

行政書士の仕事について、少しでもご理解頂けましたら幸いです。
気になる事、聞いてみたい事、何でも構いません。
疑問に思う事がありましたら、こちらからお気軽にお問い合わせください。

 

また、よろしければ続きの記事もございますのでご覧下さいませ。

…続きはこちらから(行政書士の仕事②)

 

今回はこれにて失礼致します。

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