営業時間 9:00〜18:00

03-6721-5984

MENU

行政書士の仕事②

2019.01.25

さて、前回(行政書士の仕事①)に続き、今回も行政書士の仕事についてお話させて頂きます。
 
今回は、”民事の業務”について、です。

 

そもそも民事とは

 
”民事”といえども、実は更に二つの定義に分かれています。
一つは”紛争性のない問題の解決業務”、もう一つは”紛争の予防の業務”というものです。
 
1)”民事”
2)”紛争性のない問題の解決業務”
3)”紛争の予防の業務”
 
について、順を追って見ていきましょう。

 

1)”民事”

 

例えば、離婚や相続などに代表される業務が”民事”に該当します。
 
離婚となると、

 

・夫婦が財産をどのように分けるのか
・(相続が発生した際で言えば)相続人が数名いた場合に相続財産をどのように分けるのか

 

というような話し合いが問題となるケースが多くなります。

 

2)”紛争性のない問題の解決業務”

 
上述の離婚の場合を例にしましょう。通常、奥さんとご主人の二人が登場します。
 
離婚とは言えども、ご夫婦の間で
「これまでお互いに助け合って生きてきた」・「離婚によって別々の道に生きていくため、財産は半分半分で分け合うんだ」というような形で折り合いがついているとします。
 
その証明として書面を残しておきたい(公的な状態で残しておきたい)という状態については、”紛争性のない問題”といえます。
こういった問題の解決業務は、我々のような行政書士にお任せ下さい!

 

ちなみに、、、”紛争性のある問題”はどうなる?

 

一方、仮に奥さんがご主人の不倫を発見し、結果離婚となった場合、奥さんはご主人の財産を取れるだけ取りたいと考えるでしょう。
ご主人としては、不倫を犯してしまって悪いなと分かっていながら、全く責任なしとはなり得ないとしても、なるべく自身の財産を取られたくないと考えるでしょう。

 

この場合は、”紛争性のある問題”となり、行政書士の業務範疇を超えてしまいます。
双方の言い分が異なり、双方での交渉が必要となるような場合、我々行政書士は手出しができません。

 

このように”紛争性のある問題”に我々行政書士が介入してしまうと、”非弁行為”と呼ばれ、弁護士法違反になってしまうのです。

 

相手と交渉し、解決に導いていくような業務は、弁護士さんのお仕事となりますのでご注意下さいませ。

なお、弊所では弁護士さんにお繋ぎすることも出来ますので、少しでもわからない事がありましたらお気軽にお問い合わせください。
お問い合わせはこちらからどうぞ!

 
 

と、ここまでお話させて頂きましたが、”紛争性のない”離婚や相続などについても、弁護士さんの業務範疇です。
しかし、事実上折り合いのついている離婚や相続については、我々行政書士が行っていることが多い、というのが実態です。

 

「遺産をどのように分割していくのか」、「誰が何を受け取るのか」、と言うことが決まっている状態で、
あとはそれを全員が納得した証拠として書面に残したい、というような場合は我々行政書士にお問い合わせくださいませ。

 

まとめ

・紛争性のない問題 = 当事者間で折り合いが付いている状態
→行政書士、もしくは弁護士さんのお仕事。ただし、実態は行政書士が担うケースがほとんど
 
紛争性のある問題 = 当事者間で交渉が必要な状態(いわゆる揉めている状態)
→弁護士さんのお仕事。行政書士は介入できない

という事になります。

 

3)”紛争の予防の業務”

 

最後に、”紛争の予防の業務”についてご説明いたします。

 

代表的なもの一つを挙げると、契約書の作成が該当します。
契約書を作成することで、将来的な「言った、言わなかったという論争」を避けることができます。

 

このように、書面に残すことで後々に起こりうる紛争を予防できる業務が、”紛争の予防の業務”として定義づけられています。
 
この業務も我々行政書士の仕事の範疇ですので、お悩みの事などございましたら、
こちらからお気軽にお問い合わせください。

 

今回はこちらで失礼致します。

一覧に戻る